四柱推命の元となるとても大切な理論で、陰陽説と五行説が融合した物の味方・考え方を言います。
陰陽説
「陰陽説」は、世界のすべてを二つの要素、「陰」と「陽」で説明しようとする概念です。
この考え方の歴史は古く、紀元前6世紀には既に「陰」と「陽」の二つの概念が確立していたとされています。
陰と陽はどちらも欠けてはならず、共に重要な要素とされています。
これらは相反するものでありながら、陽があるから陰があり、陰があるから陽があるという共存の関係が成り立っています。
例えば、陰の力が強まると寒くなり秋が訪れ、陰の力がピークに達すると冬になります。
逆に、陽の力が増していくと春が訪れ、陽の力がピークに達すると夏が訪れます。
四季は陰陽が調和しながらめぐっています。
陰陽の感覚を身につけることで、実際に鑑定を行う際に相談者の基本となる日干がどのようなエネルギーを持っているかが理解できます。
つまり、その人に適した動き方や最も基本的な欲求を解読することが可能になります。
陰陽の性質の違い
陰陽説の「陽(+) 」には次の様な意味があります。
大きい ・ 動 ・ 主体 ・ 暑さ(熱 ・ 温かさ ・ 明るさ ・ 日向) 男性 ・ 対外的 ・ 外に向かう性質を持ちます。
一言で表すと「主張したい!」と言ったらいいでしょうか。
陰陽説の「陰(−) 」には次の様な意味があります。
小さい ・ 静 ・ 客体 ・ 寒さ(冷たさ ・ 暗さ ・ 日陰) 女性 ・ 内向的 ・ 内に向かう性質を持ちます。
一言で表すと 「取り込みたい!」と言ったらいいでしょうか。
五行説
陰陽説と並び、四柱推命の元になるもう一つの大切な理論が「五行説」です。
五行説では、全てのものは「木、火、土、金、水」の五行から成り立っていると考えます。
木 ・ 火 ・ 土 ・ 金 ・ 水(もっかどごんすい)という五つの要素を用いてこの世の全てを解釈する考えです。
五行の“並び”には意味があり
木→火→土→金→水→木→火→土→・ ・ ・ ・ ・ と循環している
一つの五行が次の五行を生み出す関係を相生(そうしょう)(緑の円)
一つ飛ばしの五行の関係(黒い直線)は、抑える関係で相剋(そうこく)と言い
形を整えたり、行きすぎた五行を制御したりします。
→加工して活かす関係
十干
十干とは、五行を陰陽に分けたもの をいいます。
十干の性質と特徴
甲(きのえ) 「木の陽」
象徴:大樹 大地にしっかり根をはり、力強くどっしりしたイメージ
キーワード: 真っ直ぐ・一本義・向上心
タイプ: 周りを引っ張るリーダータイプ(団体や企業の代表・思想家・政治家など)
大樹の宿命を持つ人の特徴
大樹の宿命を持つあなたは、性格は曲がったことを嫌い、芯に強い意志を秘めています。
時折、ルールや常識に縛られることもありますが、物事に対しては非常にストレートな思考を持っています。決して慌てふためくことはなく、マイペースでゆっくりとした行動を取ることが特徴です。
長い人生を振り返りながら、努力を重ね、経験を積み重ねることで成長してきた方です。
着実な努力が実を結び、能力を向上させ、魅力を高めていくことで、周囲から頼りにされる存在となります。大樹のように太く強固な幹を持ち、枝葉を広げていく人物と言えます。
大樹自体は太陽を遮り、時には人々の憩いの場として利用されますが、あなたも同様に相手が一息つきたいときなどに心地よい存在となるでしょう。頑固さが時折融通を利かせない傾向があり、それが人々に遠ざけられることがありますので、柔軟性を身につけるよう心がけてください。
外見は強そうに映りますが、内面には繊細な一面も備わっています。
大樹の方へ守護神からのメッセージ
願いが実現する喜びの瞬間が訪れました。蒔いた種、積み重ねた準備、夢、追い求めてきたことが、いま花開くときなのです。
あなたの願いは何でしょうか?その重要な夢に焦点を当ててみてください。
以前諦めてしまったことはありませんか?それに再び情熱を傾けるチャンスが巡ってきています。
愛情、財産、職業、健康、何であれ、あなたが望むものならば必ず叶います。あなたにはその力があります。
逆にネガティブな視点にフォーカスすると、それが実現してしまうこともあります。明るく、ワクワクする夢に焦点を当てることをおすすめします。
乙(きのと) 「木の陰」
象徴:草花 自然界の「草」「花」「ツタ」のイメージを持ちます。
キーワード: 柔軟性・協調・たくましさ
タイプ: 優しく慈愛に満ちたアシスタントタイプ
(コンサルタント・補佐役・人を勇気づけたり励ましたりする仕事など)
草花の宿命を持つ人の特徴
草花の宿命を持つあなたは、その強靭な芯と共に、柔軟性も身につけ、状況に応じた行動ができる人物です。これは単なる行動だけでなく、人生全体を俯瞰した際にも当てはまり、与えられた状況を理解し、その中で最善を尽くす姿勢を持っています。
草や花は、人々に癒しをもたらし、心を清めてくれる存在です。一般的には優雅なイメージがありますが、根を大地に張り付けることで、踏まれても嵐が吹いても、雑草のようにしっかりと存在し続けます。
実は、あなたは非常に強固な個性を持ち、環境や人間関係の面でも円滑に対処できるでしょう。異なるタイプの人々ともうまく調和し、調整するスキルを備えています。しかし、周囲を注意深く見渡せるあまり、受け身になりがちな傾向があります。他人の意向を尊重しすぎて自己主張を抑えがちで、我慢が必要な状況でも耐えることが求められます。自分の素晴らしい意見があることを理解しつつ、適切な時に主張することも大切です。
草花の方へ守護神からのメッセージ
あなたは人を癒やし、楽しませる力を持っています。周囲との調和を考えつつ、柔軟に対応することができるため、多くの人があなたに好感を持つことでしょう。
また、やりたいことに向けては、粘り強く努力する力があります。その努力は主に控えめに行われることが多く、決して自慢することはありません。そのため、成功を収めた際には周囲が驚くこともあるのではないでしょうか。
丙(ひのえ) 「火の陽」
象徴:太陽 自然界の「光り輝く太陽」のイメージを持ちます。
キーワード: 明るい・能動的・中心的存在
タイプ: いつも明るく目立つタレントタイプ
(フリーの仕事・タレント・サービス業などの実力主義の人気稼業など)
太陽の宿命を持つ人の特徴
太陽の宿命を背負うあなたは、多くの人に光を届ける役割を果たしています。その光は希望や活力をもたらすものであり、多くの人々を輝かせることができるでしょう。ただし、太陽のように光を与える一方で、あなた自身は時折孤独な存在になりがちです。他者を支える一方で、自分が支えられることがないと感じることもあるでしょう。
差別をせず、全ての人に光を当てるタイプの人です。ただし、その受け取り方は人それぞれです。実際の太陽も、冬には感謝の念を抱くことができる一方、夏場には「避けたい」と感じられる時期もあります。良い時と悪い時が存在するように、あなたも照らす姿勢はさまざまな反応を引き起こすでしょう。
些細なことを気にせず、自由に行動することができる人物です。さっぱりとした性格で感情豊かで、気前も良いとされています。秘密を抱える必要がない考え方から、悩みにくよくよすることも少ないのが特徴です。
サバサバとしているため、難解な理屈っぽい話にはあまり興味がなく、常に主役でありたいという気持ちから、会話の中での主語はいつも「私は」「俺は」になりがちです。自慢話が増えることもあり、相手が不快に感じていないか確認することが大切です。
太陽の方への守護神からのメッセージ
あなたの笑顔は輝きに満ち、その輝きは周囲を明るく照らす力を持っています。
エネルギッシュであり、嫌なことにも前向きに立ち向かい、明るさで乗り越えることができる強さもあります。
この明るさを活かし、周囲の人たちに希望を与えているようです。
丁(ひのと) 「火の陰」
象徴:灯火・月 自然界の「月」「灯火」のイメージを持ちます。
キーワード: 秘めた情熱・揺れ動く・鋭い感性
タイプ: じんわりと情熱を燃やし続けるアーティストタイプ
(研究職・ジャーナリスト・アーティスト・デザイナー・作家・芸能人など)
灯火の宿命を持つ人の特徴
灯火の宿命を背負うあなたは、メラメラと燃え上がる炎のような存在で、暗闇をも明るく照らし出します。ただし、その炎の一面には「キレる」ことがあり、その際は手がつけられなくなることもままあります。外見は穏やかで優しい雰囲気を醸し出していますが、怒りが湧き上がると怖い一面が現れます。内面には沸々と燃え上がる炎を秘めており、発火すると厄介な状況になることもあります。他者からは「地雷がわからない」「何を考えているのか理解できない」といった印象を受けることもあるかもしれません。
ただし、情熱に満ちており、その情熱からくる自己犠牲の結果、他人を助ける機会もしばしば訪れるかもしれません。自らと関わる人や結びついた縁を大切にし、保護しようとする強い意志や親身になって援助する態度に触れることで、きっと多くの人が感銘を受けることでしょう。あなたの人柄に触れると、離れがたい魅力を感じることでしょう。
ただし、相手のために尽力する姿勢が強くなると、周囲を見渡す能力が低下し、度を越してしまう可能性があります。善意で行動する際には過度な注意が必要であり、良かれと思って行ったことが相手に誤解を招き、逆効果となることもありますので、気をつけるようにしましょう。
灯火の方への守護神からのメッセージ
あなたは、困っている人や悲しんでいる人にそっと寄り添い、愛情をもって接してきました。あなたが近くにいるだけで、多くの人がホッとしたり穏やかな気持ちになることでしょう。
まるで冷え切った部屋に暖炉が温もりをもたらすような、またキャンドルの灯りが広がる優しい温かさが、あなたには宿っています。
戊(つちのえ) 「土」の陽
象徴:「山」 自然界の「大きな硬い土(岩)の山」のイメージを持ちます。
キーワード: どっしり・求心力・現実派
タイプ: 物事や人々の調整力に長ける参謀タイプ
(起業家・経営者・リーダー的存在・囲碁や将棋などの勝負と技能の世界など)
山の宿命を持つ人の特徴
山の宿命を持つあなたは、思考や行動に安定感があり、自分だけでなく周囲の人も安心させることができます。このため、頼られる機会が多く、相談相手として最適とみなされています。
親しみやすく、悩んでいる人を見ると放っておけない面倒見の良い性格の持ち主です。ますます頼りがいのある存在として感じられ、多くの人に囲まれて生きていくことでしょう。
人を喜ばせることが得意で、何でもする覚悟があります。ただし、お願い事などを断れない傾向があり、無理なことを抱え込んでしまうことがあるので注意が必要です。無理なことは遠慮なく断り、自己主張することが重要です。
現実主義者であるため、夢想を語り、無駄に期待させることは避けます。時には冷静と思われることもありますが、安定を求める現実的な生活の中で、あなたの本質が理解されれば誤解は解けるでしょう。
お金に不自由することがないのも特徴ですので、安心して人生を送ることができるでしょう。
山の方への守護神からのメッセージ
どんな時もドーンと構え、揺るぎない気持ちを持っているあなたは、周囲に頼りにされることが多いのではないでしょうか?
真摯に人間関係を築き、信頼関係もしっかりと構築できているようです。基本的には、あなたが主導して動くよりも、周りがあなたに訪れる形態のようです。
経済に関するバランス感覚が整っており、財を引き寄せ、生み出す力にも優れているでしょう。
己(つちのと) 「土の陰」
象徴:「田畑」 自然界の「大いなる大地」のイメージを持ちます。
キーワード: あたたかみ・育成・情緒
タイプ: 人々を教え導く指導者タイプ
(教えたり育てたりする仕事・積み重ねていく仕事・特に社会性や公共性のある
職業)
田畑の宿命を持つ人の特徴
田畑の宿命を持つあなたは、姉卸肌や親分タイプと形容されることが少なくなく、多くの人に頼られる傾向があります。自発的に行動するよりも一定の場所に留まり、全てを受け入れる強さがあるためです。いつもそこにいて、見守ってくれているような感覚になっている人もいるはずです。
器は大きく、人を育てる能力も高いのが特徴です。多才で何をやってもスムーズにこなせ、注目の的になりやすい性格です。異性だけでなく同性からも好かれ、人間関係のトラブルは表面上は無いようにも見えるでしょう。ただし、複雑な感情を抱えている一方で、理解されにくい側面もあります。
人が感じるほどお人好しではなく、時折気持ちが表に出てしまうことに驚かれることもあるかもしれません。誤解を受けることもあるかもしれないので、注意が必要です。
田畑の方への守護神からのメッセージ
あなたは人々を守り、愛を惜しまず注ぎ、包容力に富んでいる方です。小さなことでも揺るがず、大きな問題にぶち当たっても、それを辛抱強く解決する精神力と忍耐強さを兼ね備えています。
まさに、母なる大地のような存在でしょう。大きなエネルギーで愛を育んできたことが感じられます。あなたを頼りにし、人生相談を持ちかける方も多いのではないでしょうか?
庚(かのえ) 「金の陽」
象徴:「刀」 自然界の「切れ味鋭い刀」「精錬前の鉄鋼物」のイメージを持ちます。
キーワード: 突破力・意志力・スピード感
タイプ: 冷静沈着・頭脳明晰・経営者タイプ
(ベンチャー企業等の勝負の世界・タレント等の個性を活かす職業など)
刀の宿命を持つ人の特徴
刀の宿命を持つあなたは、自らを困難で厳しい環境に置くことができれば、開運が期待され、素晴らしい人生を歩み進めることができるでしょう。もし両親や上司などに甘やかされ、過保護に育てられると、本来の能力を高めることが難しくなります。原石を磨くように、厳しい環境に耐えることのできる人であることを心に留めましょう。
真っ直ぐで一本気な性格で、ジッとしているよりも動き回り、行動することで何かに突き進んでいるような気配も感じられます。人を守る力があり、正義感も強い一方で、自分に自己主張があり、思うところがあれば疑うことなく前進します。
はっきりとした「はい」と「いいえ」の対応力を持ち、自らの能力で対処できないと判断すれば諦めることもできます。ただし、悔しい思いや悲しい気持ちが湧き上がり、感情的になってしまうことがありますので、注意が必要です。
「戦いの人」と評されるように、安泰な人生ではなく、平坦な道ではなく刺激を感じるもの。しっかりと自分の足で歩むことで鍛えられ、世のため人のために役立つ存在へと成長できるでしょう。
刀の方への守護神からのメッセージ
あなたは戦士の氣質を備えています。この気質のおかげで、良い意味で破壊と再生が生じ、新しい領域が拓かれ、人々は刺激を受け、勇氣を得たでしょう。一方で、そのために反発する存在も多かったかもしれません。
また、どんな困難にも恐れずに無謀に挑んでいく姿勢から、心身ともに傷を負うこともあったのではないでしょうか。過去の時代では、あなたは戦いや身を守るために大切な刀を使用してきました。しかし、風の時代においては、その刀を愛のために用いてください。
あなたの刀の真の目的は”愛”なのです。戦うことではありません。そしてその刀は、クリスタルでできた”愛の剣”です。人々に愛と目覚めをもたらす、まさに愛の剣なのです。
辛(かのと) 「金の陰」
象徴:「宝石」 自然界の「美しい宝石・貴金属」のイメージを持ちます。
キーワード: 感受性・繊細・努力
タイプ: 自分や相手を高めていけるコンサルタントタイプ
宝石の宿命に持つ人の特徴
宝石の宿命を持つあなたは、常に話題の中心にいたいと願う人です。自尊心が強く、高いプライドを持っており、誰かにメンツを傷つけられた際は黙っていることができません。反撃して自分の価値を認めさせるまで引かないこともあります。
感性が豊かで、芸術や美術のセンスが優れており、美しいものに強い魅力を感じます。高級志向な一面があり、余裕のある生活や洗練された環境を憧れていることもあります。忙しい状況や経済的な苦境に直面するのは好ましくないと感じています。
地位や名誉、人気に恵まれる星ですので、自然と注目を集める存在になりますが、自己成長の意識が薄れることには要注意です。常に向上心を持ち、人との交流や自分のスキル向上に努めることが大切です。
宝石の方への守護神からのメッセージ
あなたは人々を魅了する、宝石のような輝きを持っています。その輝きは、有名女優やスターが発するオーラと酷似しています。したがって、あなたは非常に魅力的で、人気と人脈を持っていることでしょう。
人気者で人に囲まれる一方で、繊細で人見知りな一面があるあなたは、自分の魅力をアピールすることに臆病になっているのかもしれません。失敗を恐れ、勇気が出ないこともあったのではないでしょうか?
しかし、失敗は成功のもと。宝石も発掘され、磨かれることで素晴らしい輝きが生まれます。一見失敗と思われることも、実際にはあなたを発掘するために起こった出来事であり、あなたの宝石が磨かれるチャンスなのです。そして、これが着実に成功へとつながっています。ですから、傷つくことを恐れずに、チャレンジを楽しんでください。
壬(みずのえ) 「水」の陽
象徴:「海」 自然界の「海」や「大河」などのイメージを持ちます。
キーワード: 順応性・流動・臨機応変
タイプ: 社交的で人をまとめるリーダータイプ
(動きの激しい職業・変化のある仕事など)
海の宿命を持つ人の特徴
海の宿命を持つあなたは、広大な心を抱き、流れの速い海もしくはゆっくりと流れる場所に留まることなく、自由に生きることで本来の才能を発揮できるタイプです。このため、社会の荒波に揉まれても、十分に生き抜くことができ、どんなに困難な状況でもへこたれない強固なメンタルの持ち主です。
発想力や包容力が大海原のように豊かであり、問題が生じた際にも柔軟に対応できます。周囲の人が困っている時には相談に乗ったり、適切なアドバイスを提供することで、将来的にはあなたの助けになってくれる人が増えるでしょう。
また、社会のルールに縛られることを嫌う傾向があります。向き不向きがある中で、決められた作業を淡々とこなすことには苦手な一面もありますが、自発的にアイディアを出す役割に就くことで、未来を輝かせるきっかけとなります。
海の方への守護神からのメッセージ
自由な行動があなたには活力をもたらします。エネルギーを滞らせず、広範囲に動き回ります。定住を避け、家にあまり執着しない傾向があり、身軽でいることを好み、頻繁に旅行や引っ越しをすることもあります。
仕事では、オフィスで静かに座って作業するよりも、出張や営業、外で動き回る仕事が楽しいでしょう。地元の駅から新幹線で向かった遠方の駅、飛行機で海外へ行くことも、あなたにとって同じ感覚なのです。どちらも同じように東西南北、常に軽やかな足取りで出発でき、転勤も苦になりません。
「人生を楽しむ、おおらかな自由人」という言葉が、あなたにぴったりでしょう。
癸(みずのと) 「水の陰」
象徴:「雨」 自然界の「雨」「露」「霧」のイメージを持ちます。
キーワード: 情報力・分析力・忍耐力
タイプ: 着実な努力家
(社会公共のためのサービス業・才能を生かしたコンサルタント・研究職など)
雨の宿命を持つ人の特徴
雨の宿命を帯びたあなたは、恵みの雨として空から降り注ぎ、その滴が大地に触れることで生き物たちに生命を与える存在です。同時に、土を洗い流す清浄な雨は、臨機応変な対応力を象徴し、相手に思いやりを持ちながらも、その人にふさわしい対応をすることができる、先導者としての素質を兼ね備えています。
ただし、目立つことを好まず、静かに人の陰に潜む生活を望む性質があります。生まれながらにしてサポート役の運命を背負った存在と言えます。あなたの力が最も発揮されるのは、行動力のある人が目の前にいるときです。リーダータイプの人を巧みにサポートし、良き協力者としての地位を築くことができるでしょう。弱者に敏感に寄り添い、強者との調和を図る適切な人材と言えます。
雨の方への守護神からのメッセージ
あなたは心優しく思いやりに満ちた方です。人々の心に潤いをもたらし、控えめながらも影からサポートすることを得意としています。自らリーダーシップを取ることや目立つことはありませんが、そのような人々が成功を収めているのは、あなたの愛の力が見えないところで働いているからです。
あなたのサポートがなければ、そういった方々の成功は考えられないほど、あなたには底力があります。また、あなたの寄り添い力も非常に強力で、人の悩みに耳を傾け、解決へと導くことができます。
十二支
十二支は年賀状の絵柄や縁起物の置物など、十干と比べると日本人にとってなじみ深いものです。
元々は時刻や方角を表すのに用いられ、一日の時刻を表すのに
「子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥」の十二支を使っていました。
1日を12で割り、順番に十二支を当てはめました。つまり2時間ごとに割ることになります。最初の子の刻は0:00を中心とする2時間、即ち23:00~1:00を指します。
反対の午の刻は、11:00~13:00を指し、今でも昼の12:00を”正午”と言いそれより前を“午前”後を“午後”と言います。
怪談などでよく使われる“草木も眠る丑三つ時・・・”というのは、丑の刻が1:00~3:00の意味で、さらにその2時間を4等分した3番目の時間、つまり2:00~2:30のことを指します。
ちなみに「おやつ」の語源も今の午後2時から午後4時ごろにあたる「八刻(やつどき)」に食べるのでやつどきに「お」つけて「おやつ」になりました。